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書き上げたーーーーーーー!
本当はコメント返信までやりたかったんですがすいませんもう寝ます限界です現在午前5時半過ぎィっ! むっつりスケベな藤堂さんてこれでいいんですか睦月お姉様!? なんか眠すぎて逆にハイテンションになって変なこと書いてないか心配です。 とりあえず返品可能ですから!ホント返していいですからね!遠慮せずに! 初めは、ただたまたま敵国の皇族といえど、まだ子供である2人の兄妹がどんな扱いを受けているかを知って、それが許せなかっただけだった。 「…………若紫?」 思わず唇から漏れた言葉に焦るが、同時に深く納得もした。男だということで無意識に除外していたのだが、『女』だとして見るならば―――ルルーシュは、藤堂の好みど真ん中ストライクだった。…育てば確かに、さらに藤堂好みの『紫の上』になるかもしれない。 こうして、傍から見て全く表情の変わらない藤堂の思考にツッコむ人がいなかったのは幸運なのか不運なのか。
ふとその本が藤堂の目に留まったのは偶然だった。初心者向けの、まだ真新しく見える本。いや、実際新しいといえば新しいのだが、それは周りを包装している透明なビニールカバーが外されることなく、要は誰も中身を見ることなく本棚の放置してあるから、日焼けもせず、綺麗なままなのである。ああ、そういえば以前誰かが仕込んでいたのを見た覚えがあるな、と藤堂は思った。軍――それも実戦部隊に所属する女性には男勝りな者がやはり多い。だからせめてこの本に興味示してあわよくば作ってくれたりなんかしないかなー、という男性陣の淡い期待を込めて、らしい。何人かのまだ若い下士官達が、一生懸命本を選んでいたような、気が。見る限り、その努力は無駄に終わったようだが。 ……と、そう思っていたのだが。 ……いやそれ自重してねーよとか言ってはいけない。6年は本人にしてみればかなり長いのだから。 そして、明日の夕飯も作ってもらえないか頼もうかと思っていたら、翌日美味しそうな匂いで目が覚めた。匂いの元にはルルーシュが小さい体で懸命に料理をしている姿が。しかもばっちり和食である。
少し前に破けて捨てようかどうか迷っていた軍服を、和室にソーイングセットとまとめて置いてみる。多分これで前回と同じくやってくれるだろうと思った藤堂だったが、ふと思った。ルルーシュは確かに料理は器用にこなしてみせたが、もとは皇族である。縫い方を知ってるとは限らないんじゃないだろうか。
丁度いい心当たりの元同僚がいたため、頼むことにした。最初は行くのが面倒だと渋っていたが、ルルーシュの写真を送ってやれば態度が急変し、週に3回のペースで通うまでになった。彼女の可愛いもの好きは有名で、所謂周知の事実だった。そこにつけこんだと言ってもおかしくない。
そして、ついに。 「ねえ藤堂さん、僕、藤堂さんのお嫁さんになりたいです」 藤堂が心の中で思いっきりガッツポーズを決めたことをルルーシュが知らなかったのは良かったのか悪かったのか。なんだかそれで良かったような気がする。ものすごく、する。
しかし、ルルーシュはゼロとなって立ち上がり、ナナリーのための「やさしいせかい」を作る過程で藤堂を救出し、仲間とした。つまり、接触確立がぐーんと上がった。ついでに言えば、昔の習慣というものはなかなか抜けないものである。しかもルルーシュの記憶力である、そうそう忘れられるものだろうか。…否。つまり何が言いたいのかというと。
バ レ た 。 今回作戦の最終確認をするために藤堂を部屋に招いたゼロだったが、如何せんゼロというかルルーシュは寝不足だった。よって寝ぼけて7年前と同じように答えてしまい、さらに話題を逸らそうとして墓穴を掘った。というかその話題の逸らし方はどうかと思われる。 しかしまあこうなっては開き直るより他は無い。いざとなったらギアスを…と思いつつ、7年前からの想い人と、それこそ7年ぶりに素顔で対面する。 「ルルーシュ…君は、今年でいくつだ?」 そんなことを聞いてどうするのか、とルルーシュは問いかけようとしたが、藤堂はいきなり背を向けて歩き出す。まさか藤堂さんが離反!?と慌てたルルーシュが左目に宿った赤い鳥を使うため、藤堂の名を呼ぼうとしたとき、かちゃん、という軽い音が部屋の中に響いた。 「…これで邪魔は入らないか」 そして振り返った藤堂の顔を見たルルーシュは思わず後ずさりした。一歩ずつ迫ってくる藤堂が浮かべているのは、まさに獲物を前にした肉食獣のような獰猛な笑みだ。 「と、と、藤堂さん…何を……」 思いもよらない言葉に顔が赤らめるている隙にさらに藤堂が迫り、今にもくっ付きそうなくらい顔を近づけた。 (な、なんて間抜けなことを…!確かに覚えているとは思っていなくてびっくりしたけど、ここまで動揺を示したら本気でしたなんて言ってるようなものじゃないか!) どうしようと悩んでいるうちに腕を押さえられ、気がつけばルルーシュの上には藤堂がいた。藤堂はまるで目の前に豪華な馳走が在るかのように舌なめずりをした。 「だったら君はもう16を過ぎているんだから、俺のモノにしても構わないわけだ。7年前から耐えていたんだ、有り難くいただこうか」
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はわわわわ・・・っ
ルル編と藤堂編のこの心情の差は一体・・・っ
おもわず「ちょ、藤堂さん!」と何度突っ込んだことか…。 策士系な藤堂もよかったですが、地で若紫になれちゃうルルーシュも素敵だと思いました。 ひそかに見守っていたシー様が安堵したのもつかの間でしたね。しっかり食べられてしまって…。 たちの悪い男に捕まったと思ってあきらめてくださいルルーシュ。(合掌)
無題
たちの悪い男万歳! こういう藤堂さんも悪(?)の魅力でステキです。
ブリタニア開戦時に出征した時なんてさぞや 「そんなことにはならないだろうが、もし日本がこの戦いに勝つようなことがあれば、俺は彼女の母国を滅ぼし、彼女の父を殺すことになるかも知れないのだな………… ………そうなれば、もう戻るところはないから、彼女は一生うちにいることになるな」 といって殺る気マンマンになってそうです。
ありがとうございますvv
ストライーーーーーク!!!!!!!
ストライクでした、ホント、私好みの藤堂でした。 某計画を実行する藤堂とかマジでツボです!! 全然OKです。 だって、日本男児の8割(だったかな?)はロリコンだってよく言いますし! こんな素敵なむっつりスケベをありがとうございます(ぉい 返せと言われても返しませんからね! 本館に置かせていただきましたので、お時間のある時にご確認ください。 本当にこんな素敵な作品ありがとうございました!!!!
無題
えー・・・表裏合わせて読んじゃったので一気にこちらへ
あくまでも私の意見ですが・・・ルルーシュの「僕が代わりに撃たれれば」が痛々しかったので、裏の方がギャグとして徹して読めなかった・・・orz 個人的にマイフェアレディ方式は好きでないのもありますが・・・ 開戦の理由、本当にルルのことが皇帝にばれたからじゃないかなーとか思ったり CC・マリ様→(あるいはVV中継)→皇帝みたいなw ・・・だとしたらかえって後押し? ちなみにルルはマリ様から家事習ってたという話もありますね(まあ料理はブリタニア風になりますが) ちなみにこういう人質の頃から仲良かったんです設定で神楽耶バージョンって出来ないですかね?(自分で書こうよ)
知的(?)な狼
表裏を一気に読ませていただきましたW
もぅ、ルルと藤堂さんの考え方の差にびっくりです!! 策略家のゼロを手の上で転がした藤堂さん真の知的狼です。 自分の好みに育て上げるって、やっぱ萌えますよね!! ご馳走様でした☆ |
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