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やりたいほーだいやりました(笑)
なんぞこれ。皇帝が親馬鹿、というよりブリタニアみんな馬鹿。 ルルが苦労性なのはうちのデフォルト。愛故に! R2のTURN5の派生、無駄に卜部さんは生存です。 ・・・多分派生なんてシロモノでもないですね。明らかに別物! あ、ちなみにギャグです。ギャグ以外の何者でもないです! 終わり方微妙ですけど、それでもよろしければどうぞー PR スザクは、久しぶりに学校へと来ていた。 (ルルーシュ元気かなあ) 思わず笑みが零れる。あの黒猫のような友人はきっと心配してくれていただろう。 心情も相俟って思わず歩く速度が早くなる。 「ルルーシュ!久しぶり!会いたかっ…」 訂正。飛びつこうとした、だ。 「…会長、なんで止めるんですか……」 ひとづま。ヒトヅマ。……人妻っ!? 「ちょちょちょちょっと会長~~~!?ルルが結婚ってどういうことです!?ていうか相手誰!!?」 シャーリーとリヴァルは混乱を隠そうともせずにミレイに詰め寄る。 「ああもう、落ち着きなさいよ。ルルちゃんはねー、実はいろいろ事情があって男装してただけであって、女の子だから相手の人が男で問題ないの!それに女の子の場合は結婚は16歳から許されてるでしょ?」 あっけらかんと言われた内容に、皆思わず呆然とする。 あまりの事態に硬直していたスザクははっと我に返り、すぐさまミレイへと詰め寄る。 「でも20歳以下の結婚には保護者の同意が必要だったはず!よって正式には認められ……っ」 即撃沈。 「え、なんでアッシュフォードが?」 石となったスザクを放置して生徒会一同はどんどん盛り上がる。 「ホラ見て、結婚指輪vちゃっかり左手の薬指に嵌めてるのよね~」 うっとりとした目をする乙女達。面白がってるミレイとリヴァル。 「さあ、どんどん吐いてもらうぜルルーシュっ!」 まさに四面楚歌。 とりあえず本人も無自覚に失恋したスザクの耳には何一つ届くことなく、そしてスザクが正気に戻るまで長い時間が要されたのだった。 待っていた4人は、部屋から出てきたルルーシュの様子を見て目を瞠った。 「あの……やっぱり、似合いません、か?」 俺はブリタニア人だし…と落ち込んでしまったルルーシュに、慌てて我に返った朝比奈がフォローを入れる。 「え、や、違うって!すっごく似合ってる!ちょっとあまりに美人だったから見惚れてただけだって!ね!?」 四聖剣の3人の言葉を聞いて、少し浮上したルルーシュはちらりと藤堂を見る。 ルルーシュに見られていることに気付いた藤堂は、ふと口元を緩めてみせた。 「…とても、綺麗だ」 とても愛しげな目で見られて、ルルーシュは恥ずかしくなって目を逸らす。 「わー…ホント心配要らなさそうね。これならルルちゃん幸せになれそうだし、任せてもいいかしら」 ……なんだか怖い会話まで聞こえてきたが、聞かなかったことにして。 「では、私達は先にいっていますね!私は巫女の衣装に着替えなければなりませんし」 慌しく去っていく足音。ルルーシュと藤堂はどちらともなく顔を見合わせ、微笑んだ。 * * * * * * ―――式場となる会議室は、綺麗に飾られていた。 そして、巫女服を纏った神楽耶の先導で、藤堂、ルルーシュ、四聖剣、そしてC.C.、ミレイ、ナナリーという順で入場した。 「ああ、ゼロ!なんたる美貌!まさにカオス…っ藤堂などよりいっそ私とむぐふっ!?」 神棚の前に置かれた玉串案の前で、新郎と新婦、それぞれが左右に分かれて着席。 それから斎主を務める桐原が入場し、大麻(おおぬさ)で全員のお祓いをする。 「あ、コラ馬鹿玉城!さっさと立って!」 その後、斎主が神棚へと向き直り、2人の結婚の報告と、そして神への感謝の祝詞(のりと)を読み上げる。 心を込めて、舞ってくれているのだろう。 もともとブリタニアの皇族で、しかもそんなに高い地位でもなかったルルーシュが、望む相手と結ばれるはずがない。 そっと藤堂の横顔を見つめる。 神楽耶の舞が、終わった。 媒酌人は夫婦がいなかったので省略している。 「わー、下手に教会とかでキスしたりするよりいいかも」 そして、ルルーシュと藤堂は神棚に向かって立ち上がる。 誓詞奏上。神に向かって、誓いの言葉を新郎が言うのだ。 しん、と静まった部屋に、藤堂の声が響く。 「―――幾久しく、運命(さだめ)を共に」 運命を、共に。 (……ずっと、一緒にいてくれるつもりなのか?) 信じていたスザクは道を違えて義妹の騎士となった。 涙が零れそうだった。…嬉しかった。 敬って欲しいわけじゃない。 『その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?』 一般的な教会の結婚式での誓いの言葉だ。 「終生、此処に変わらぬことを誓います。…藤堂鏡志朗」 声が震えないように細心の注意を払って、真名を口にした。 ふと藤堂と眼が合い、少し困ったように苦笑された。泣きそうな顔には、なっていたらしい。 指輪を、神楽耶が運んできた。本来なら斎主である桐原の役目であるが、おそらく譲らなかったのだろう。 ―――指輪のデザインは、ミレイやナナリー達を含めた女性陣総出で考えてくれたらしい。 そして指輪を交換し、神楽耶が今度は玉串を運んでくる。 (時が許す限り…願わくば、出来る限り長く。鏡志朗さんと共に、いられますように) 祈りが終わると2人でそれを神前へと捧げ、1歩下がってニ礼一拍し、元の位置に戻る。 それから全員の手元に置かれていた盃に、神楽耶がお神酒を注いで回る。 その様子を見届けて、桐原は言った。 「……末永く、幸せにな」 本来なら、ここで退場であるが、あくまで此処は騎士団のアジトで、さらにいえば本職なんて1人もいない。 「あーもールルちゃんてばホント可愛いーーーーっ!ねえ、写真撮りましょ写真!咲世子さーん、ツーショットお願い!」 こうして、なんだかんだでその場は披露宴?…というか、無礼講に突入した。 そして、騎士団での神前式は無事に終了し、立ち合わせた者にとって忘れられない日となったのだった。
(………それにしても) 「―――会長。話したいことが、あるんです」 2人以外は誰も居ない、もう空の色がほの暗い、そんな時刻の生徒会室。真剣な声音で、真剣な表情で、告げられた言葉。 ―――最悪の、事態が。どうか、来ないでほしいと願っていたことが、起きてしまったのか。 しかしそれでも、原因はいくつも思い当たっていた。 行動が活発になりつつある黒の騎士団。(これには干渉しようがない) ああ、なんてことだろう!「守る」と言っておきながら、こんなにも不安要素を放置せざるを得なかったなんて! 泣きそうになりながらも、表情には出さないよう、ぐっと力を込める。 続く、言葉を待つ。例えそれが別離を宣言したとしても、それでもそれを受け入れなければ。 そして、ミレイが主と定めた大切な皇女様は告げた。 「実は俺、け、結婚したんです!」
* * * * * * * * 「いやあ、それにしても吃驚したわ~。ルルちゃんが結婚、ってとこもだけど、しかも相手が奇跡の藤堂」 ミレイはからっと笑いながら、面白そうに言う。 あの後一通りの説明はルルーシュから聞いたのだ。 そんなワケで、着飾られているルルーシュの前には、ミレイにカレン、ナナリー、咲世子、C.C.、井上、千葉、ラクシャータ、そして神楽耶がいる。 そして花嫁はいくつになっても女の憧れ。 「あれ?ルルーシュがゼロってところには驚かなかったんですか?」 伊達にルルちゃんの保護者役として此処にきてるわけじゃないのよ、とカレンに軽くウィンク。 そう、籍の方は保護者の欄はいつのまにかキョウトの六家…というか、桐原公が代わりに記入し、受理されたのだが、ミレイとしてはそこが不満だったらしく、今までルルーシュとナナリーを庇護してきたアッシュフォードの代表として、今回の神前式での保護者役は譲らなかった。 「そういえば、お姉さまは藤堂さんと上手くいってらっしゃるんですか?」 そう首を傾げてみせるナナリーは、自分だけルルーシュの白無垢姿を見れないことを残念がりながらも、『お姉さま』と堂々呼ぶことができる喜びも隠しきれていない。 そして聞かれた内容にルルーシュは思わず赤くなり、いつも騎士団にいる者達はにやにや笑ってみせた。 「もう、なんていうか、ねえ?」 もうなんというか、効果音がニヤニヤというか、ニヨニヨというか。 しかし、「へえそうなんだ~」と同じように人が悪い笑みを浮かべるミレイに思わず怒って名前を呼んでしまい、その声を聞いたナナリーがまた不安そうになる。 「その、お姉さまは、藤堂さんがお好きではないのですか…?」 ラクシャータの言葉にぼっと顔から火が出そうなくらい真っ赤になるルルーシュ。 「あらあら、ルルーシュってば藤堂様に愛されてますのねv」 いい加減沸点を越えそうなルルーシュに一同は「ごめんなさーい」と笑いながら返す。でも絶対こいつら悪いと思ってない。 それでもナナリーは安心したようで、「よかったです」と今度こそ憂いなくにこにこ笑っている。 「今回は私が巫女役を務めさせていただきますの。ですから、舞を楽しみにしていてくださいね!ルルーシュが幸せになれるように、気合を入れて舞いますわ!」 その言葉にふわりと柔らかい笑みを浮かべたルルーシュは、いつになく綺麗に見えた。 ようやく完成したルルーシュの花嫁姿はなんとも形容しがたい、美しいものだった。 「……ちょっと、勿体無いわねぇ」 次々に異議なしとの声があがる。哀れディートハルト、これで式に参加できる可能性は無くなった。自業自得だが。 「そろそろ藤堂様の方の仕度もお済みになっているのではないでしょうか?」 そして部屋の扉が開かれる。
時間稼ぎに小ネタ投下。
返信とリクはもう少し…し、しばらく?待ってください。 「るーくん」シリーズ番外です。 別名スザクいじめと言えなくもない。 いやだって、コンビニでたまたま見かけたもので。 ブルーベリーとどっちが怖いですかねー(にやにや) ※修正しました。夜行性人さん、感謝です。 |
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